学校現場で実際に行った生成AI活用の実践を共有するコンテストの募集が、今年9月1日から始まっています。昨年の前回も多様で熱量の高い事例が集まっており、自校の実践を整理・発信したい先生にとって、再現可能な知見として残す好機です。
出典記事からの引用
> 「本コンテストでは、実際に学校現場で行われた生成AI活用の実践事例を公募・表彰し、優れた事例を社会へ発信することで、よりよい教育のあり方を共に考えることを目的とします。」
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> 出典:みんなの教育技術「第2回『学校現場のAI活用実践コンテスト2026』実践事例募集のお知らせ《応募要項》」
> https://kyoiku.sho.jp/444793/
以下では、募集要項に記載された条件を整理したうえで、当協会から応募準備の観点を加えます。
現場のAI実践を社会に開く機会
小学館「みんなの教育技術」編集部と一般社団法人教育AI活用協会(AIUEO)は、第2回「学校現場のAI活用実践コンテスト2026」の実践事例募集を2026年9月に開始しました。対象は全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校に勤務する教員で、個人応募のほか、最大5名までのチーム応募も可能です。
今回の趣旨は、生成AIの活用が広がる今、各校で生まれている実践知を共有し、よりよい教育のあり方を考えることにあります。単なるアイデア募集ではなく、実際に教育現場で行われた取組を対象としている点が特徴です。校内で手応えを感じている工夫を、他校でも参考にできる形で届けられる場といえます。
募集は9月にスタート!締切は10月16日18時
応募受付期間は2026年9月1日から10月16日18時まで。すでに募集は始まっており、学期中の実践を振り返りながら応募準備を進められる時期に入っています。
最終結果発表は11月14日にZoomウェビナーで行われます。今回は最終候補者による当日プレゼンではなく、応募時に提出する5分以内の動画をもとに審査されるため、発表のための移動や追加準備の負担を抑えつつ参加しやすい設計です。
応募できる実践の幅は広い
募集対象となる実践は、授業実践、学級経営支援、児童生徒支援、校務改善の4領域です。教科指導や探究だけでなく、保護者対応、個別支援、会議資料作成、情報共有の効率化まで含まれるため、授業で使った事例でないと難しいと構える必要はありません。
使用するAIも、ChatGPT、Gemini、Claude、Grokなどの汎用モデルに限らず、教育向けに設計されたAIツールも対象です。重要なのは、文部科学省等のガイドラインに準拠し、教育的な意図と効果が見える実践であることです。
前回の熱量が再び!AI進化と共に今年の必要性へ
前回コンテストでは、現場の課題に向き合いながらAIを実装した多様な事例が紹介されました。授業改善だけでなく、日常の校務や子ども理解に結びつく工夫も見られ、AI活用が一部の先進校だけの話ではなく、現場の知恵として広がり始めていることが伝わる内容でした。
だからこそ今年は、実践しているのに外へ出していない学校や先生にとって、参加の意義がさらに大きくなっています。教育現場では、成功例だけでなく、条件設定や運用上の配慮、再現のための具体が共有されてこそ、次の実践者が動きやすくなります。自校では当たり前になった工夫も、他校にとっては導入の突破口になるかもしれません。
応募時に求められる情報は何か
応募には、5分以内のプレゼンテーション動画とエントリーフォームの入力が必要です。動画形式はmp4またはmovで、Google DriveやBox、再生可能な限定公開リンクなどを用いて共有します。
動画には「使用モデル」「プロンプト例」「実施環境」など、再現性を高める情報を含めることが求められています。顔出しは必須ではなく、音声ナレーションのみでも応募可能です。児童生徒の個人情報や顔が映る場合には、モザイクや音声処理などの配慮が必要です。
審査では、実効性・教育的効果、創意工夫・独自性、再現性・汎用性、生成AIの理解と使い方が主な観点となります。現場での成果だけでなく、なぜそのAIを選んだのか、どのように安全面を担保したのかまで整理しておくと、実践の価値が伝わりやすくなりそうです。
当協会としては、応募資料を作る段階で、授業のねらい、児童生徒の変化、教員が確認した点、他校が再現するための条件を切り分けて記録することを勧めます。AIを使った事実だけでなく、AIを使わない場合と比べて何が変わったかを示せると、実践の教育的な意味を審査側にも他校にも伝えやすくなります。
💡 先生へのポイント
- すでに9月募集が始まっているため、学期末を待たずに素材整理を始めると準備しやすいです。
- 応募動画は5分以内なので、実践の全体像よりも課題・活用・変化・再現条件に絞ると伝わります。
- 校務改善や学級経営も対象です。授業実践に限らず、日常業務の工夫も十分応募候補になります。
- 管理職や校内関係者への共有、個人情報処理、ガイドライン確認は早めに進めておくと安心です。
まとめ
この度の第2回コンテストは、現場で積み重ねられてきた生成AI活用を、実践知として社会に共有するための機会です。前回の高い熱量を受け、今年は自分たちの工夫も誰かの役に立つかもしれないという視点で、実践者は応募を前向きに検討したい募集といえるでしょう。
出典:第2回「学校現場のAI活用実践コンテスト2026」実践事例募集のお知らせ《応募要項》|みんなの教育技術 https://kyoiku.sho.jp/444793/




