教育AI活用協会(AIUEO)が、学校・塾・教育委員会向けオンラインイベント「AI共育ラボ」第21回を今年11月9日に開催します。次期学習指導要領も見据え、AIを“効率化”にとどめず授業づくりに生かす視点を学べる内容です。
概要~授業づくりの中でAIをどう位置づけるか
一般社団法人教育AI活用協会(AIUEO)は、2026年11月9日(月)20:00から、オンラインイベント「第21回 AI共育ラボ 授業部」を開催します。テーマは「AIで伴創する授業デザイン ― 次期学習指導要領を見据えた学習支援環境の構築と展開」。対象は、学校や塾、各種スクールの先生、教育委員会関係者です。
今回のテーマとして、AIを単なる効率化ツールではなく、授業デザインをともに考え、新たな可能性を生み出す“創造者”として活用する視点が打ち出されています。生徒の「問い」や「考えたい」という気持ちをどう引き出すか、探究的な時間をどう設計するか、さらにその学びを多面的に評価へつなげるかといった論点が中心です。
特に、歴史総合や政治・経済などの授業を題材に、AIを活用した実践を通して、これからの授業に求められる学びを検討する構成になっています。次期学習指導要領を見据えた授業改善のヒントを得たい教育関係者にとって、実践的な対話の場になりそうです。
登壇者と扱われる主な論点
ファシリテーターは日本体育大学柏高等学校の熊井允人先生、スピーカーは昭和学院中学校高等学校の大廣光文先生です。イベント告知では、大廣先生の実践として、AIを用いて授業内の思考や対話をどう支えるかが紹介されており、参加者は具体的な授業イメージを持ちながら学べる設計です。
主な論点としては、次期学習指導要領を見据えて今後の授業に求められる学びとは何か、そしてAIがひらく新たな授業デザインの可能性が挙げられています。AIをすでに授業で活用している人だけでなく、これから試したい人も歓迎されており、初学者にも参加しやすい内容です。
参加しやすい運営形式と背景
開催形式はZoomによるオンライン。案内では、カメラオンでの参加を歓迎しつつ、耳だけ参加も可能、チャット参加も歓迎とされています。対話型のコミュニティとしての色合いが強く、知見共有だけでなく、参加者同士の交流も重視している点が特徴です。
また、「AIを活用したいが活用できない」「教職員が興味を持たない」といった悩みは珍しくないとして、教育現場における生成AI活用のノウハウや成功事例を共有しながら、仲間と学べる場であることも示されています。校内推進や合意形成に課題を感じる担当者にとっても参考になるでしょう。
主催は株式会社みんがく、共催は一般社団法人教育AI活用協会(AIUEO)です。今回のイベントは、個別のツール紹介にとどまらず、教育観・授業観の更新と、現場実装のリアルを往復しながら考える場として位置づけられています。AI導入の成否がツール選定だけでなく、授業目的や学習観の整理に左右される今、実践者の声を直接聞ける機会として注目されます。
💡 先生へのポイント
- AIを「時短ツール」だけでなく、問いづくりや対話設計を支える存在として捉え直す視点が得られそうです。
- 探究や社会科系授業での活用イメージを具体化したい先生に向く内容です。
- 校内でAI活用を広げたい担当者は、参加者との対話から運用上のヒントを得られる可能性があります。
- オンライン開催のため、まずは情報収集から始めたい人も参加しやすい形式です。
まとめ
今回の第21回「AI共育ラボ」は、AI時代の授業づくりを実践ベースで考えるオンラインイベントです。次期学習指導要領を見据えながら、AIを授業デザインにどう組み込むかを学びたい学校・塾・教育委員会関係者にとって、有益な機会になりそうです。




